転職エージェントと転職サイトどっちがおすすめ?上手な活用法も解説!

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どうも、ナッツです。

就労系福祉サービスの管理者兼サービス管理責任者を8年以上しています。

福祉業界で頑張りたい人や障害や病気を抱えながらも自分に合った働き方をしたい人の収入アップ、スキルアップを応援したいと思い、情報を発信しています。

「転職・再就職しようと思ってるけど、自分の場合、転職エージェントと転職サイトどっちを使えばいいんだろう」「そもそも違いがわからない」

そう感じる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、転職によって収入アップを実現し、採用業務も行っているナッツが、転職エージェントと転職サイトの違いやメリット・デメリットを解説します。

ナッツの転職体験談も赤裸々に語っているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

転職エージェントと転職サイトはどっちがおすすめ?

結論、転職エージェントと転職サイトは併用がおすすめです!

それはなぜか。

転職エージェントと転職サイトの良いところを組み合わせた方が、良い条件の会社に効率的に転職しやすいからです。

理想の転職を成功させるためにも、転職エージェントと転職サイトそれぞれのメリット・デメリットを理解し、転職活動に活かしましょう。

転職エージェントと転職サイトの違い

そもそも、転職エージェントと転職サイトは何が違うのでしょうか。

●転職エージェントとは、

専任の担当エージェントが自分の希望条件に沿った求人を紹介してくれるサービスのことをいいます。

また、求人紹介以外にも、応募書類の添削や面接対策など、転職活動のサポートを行ってくれます。

一方、

●転職サイトとは、

求人情報を掲載するプラットフォームのことです。

たくさんの求人が掲載されており、求人を探したり、応募するのは自分自身です。

この二つはどちらも求職者の転職活動をサポートするのが目的であり、両サービスとも求人情報を提供し、求職者と求人者である企業の接点を作り出しています。

【豆知識💡】就職と転職の違い

●就職とは…

その名の通り「新しく職業に就くこと」。一般的には、「高校、専門学校、短大、大学などを卒業する人が、正社員や契約社員として初めて職業に就くこと」を指すケースが多い。

●転職とは…

学校を卒業後、すでに何らかの職業に就いていた人が、就労する勤務先や仕事を変えること。

ナッツ
ナッツ

転職エージェントを就職エージェントと呼ばないのは、就労経験がある人が主な対象だからなんだね

●【おまけ】再就職とは…

会社を退職した後、一定の失業期間を経て、再度、新たな職業に就くこと。

費用はかかる?

転職エージェント、転職サイトはどちらも無料で利用できます。

なぜ無料で使えるかというと、それぞれ以下のような仕組みで成り立っているからです。

転職エージェント

求職者の内定が決まったら企業から紹介手数料をもらい儲けを得ている。

いわゆる成功報酬型のサービス。

職業安定法によって、原則として求職者から手数料を徴収してはいけないと定められている。

転職サイト

求人を掲載する際に企業から支払われる掲載料で運営されている。


次は転職エージェントと転職サイトのメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。

あわせて、ナッツの体験をもとにした所感も一緒に紹介します。

転職エージェントのメリット・デメリット

転職エージェントには多くのメリット・デメリットがあります。

メリット5選

特に1~4は主要なメリットといえるでしょう。

1.キャリアカウンセリングが受けられる

転職のプロであるエージェントが、今後の転職活動の方針を立てるためにカウンセリングをしてくれます。

自分は転職によってどんなことを実現したいのか、何ができて何ができないのか、現状の把握とキャリアの棚卸しをすることができます。

ナッツの場合、収入、通勤時間、やりがい、年間休日など何を優先したいのか順位づけることによって、求人を選ぶ基準が見えてきました。

2.希望条件に合った仕事を紹介してもらえる

転職エージェントでは、キャリアカウンセリングをもとに希望に添った仕事を紹介してもらえます。

自分で求人を探さなくても求人を持ってきてもらえるのは非常に助かりますね。

ナッツ
ナッツ

楽ち~ん♪

また、条件にあえば非公開求人を紹介してもらえる場合もあります。

💡非公開求人とは

求人サイト等には掲載されていない特別な求人のこと。

エージェント等に紹介してもらうことでしか受けることができません。

その理由は、

  • 極秘プロジェクト、事業戦略を競合会社や社員に知られたくない
  • 募集すると大人数の応募が想定され、採用工数がかかり、負担が増える

などが挙げられます。

非公開求人は好待遇であったり、ライバルが少ないことから内定を取得しやすいですが、紹介してもらうには企業の求めるスキルや経験をもっている必要があります。

2度目の転職以降は転職サイトの使い方も慣れてきましたが、転職エージェントから紹介される求人は自分で見つけるのとはまた違った視点から求人を提案してもらえました。

なぜこの求人を提案してくれたのか話を聞いてみて、「こういう仕事も選択肢としていいかもしれない」という気づきが得られ、自分で求人検索をする時のヒントになりました。

3.応募書類の添削や模擬面接などの選考対策が受けられる

客観的なアドバイスを通して、内容をより良いものにブラッシュアップすることができます。

それ以外にも、転職ノウハウ集をメールやLINEで受け取れたり、求人票に載っていない情報を教えてもらえたりします。

転職エージェントは日頃から多くの企業とやり取りをしているため、担当する企業の内情に詳しいです。

そのため、企業文化、配属部署の環境など、働く前に知っておきたい情報やどんな人材を求めているかを事前に把握することができます。

応募書類の添削は面接で話す内容の整理にもつながりますし、模擬面接は数をこなして話すことに慣れることが大切なため、有効な選考対策になりました。

2回目以降の転職でも、別の会社のエージェントから違った視点でアドバイスをもらえると、自分では気づかなかった点に気づけて参考になりました。

また、情報を集めるために、受け身にならず自分から積極的にエージェントとコミュニケーションを取ることを心掛けました。エージェントに話を聞くことで、ネットにはない情報から企業研究ができると考えました。

また、応募企業に落ちた場合、転職エージェントであれば不採用の理由を聞いてもらうことができます。

必ず答えてもらえるわけではありませんが、理由を知れば次の選考の対策として活かすことができます。

ナッツの場合、過去に選考ポジションのチームとの相性を考慮して採用を見送られることがありました。

求められているスキルレベルが足りていないのではなく、単にチームの相性であれば「縁なので仕方ない」といった風に、理由を知ることですぐに気持ちを切り替えることができました。

4.困ったときに気軽に相談できる

転職の方向性がわからなくなったり、応募書類の作成で躓いたり、自信が持てなかったり。

転職活動で悩みは尽きません。

そんな時、「気軽に相談できる場がある」というだけで心強いものです。

転職エージェントはそんな精神的な支えとしても期待できます。

初めて利用した時はまだ転職に対して不安も多かったため、上記のメリットをとても実感しました。

2回目以降の利用では相談する頻度が減りましたが、それでも何かあった時に話を聞いてもらえると思うと、安心して転職活動に臨むことができました。

5.給与や内定受諾期限などの交渉を行ってもらえる

「こんなこと言ったら印象が悪くなるんじゃないか」と、面接の場でお金の話をするのが苦手な人も多いのではないでしょうか。

そんなちょっと聞きづらいことも、転職エージェントがフォローしてくれます。

みなさんはエージェント会社がどのように収入を得ているかご存じでしょうか。

実はエージェント会社の報酬は求職者の年収によって決まります。

交渉の結果、求職者の年収が上がった方が会社の売上も上がるため、お願いすれば積極的に行ってくれるエージェントが多いでしょう。

ナッツも選考結果への影響が気になって条件面について聞けない時期がありました。

自分で伝えられるのがベストではありますが、時と場合によって転職エージェントを上手く頼ることで転職活動が進めやすくなります。

また、内定が出た時に他社も選考中だと結果が出るまで猶予がほしいものです。

できれば一週間以内には回答したいところですが、エージェントを利用していると合理的な理由でギリギリまで回答期限を調整してくれます。

デメリット4選

続いてデメリットについて解説します。

1.転職サイトに比べ、求人が大幅に少ない

転職エージェントは求職者の希望条件やスキルを考慮し求人を紹介します。

そのため、気になった求人に自由に応募できる転職サイトと比べ、求人の数は大幅に少なくなります。

転職エージェントには総合型と特化型があり、総合型は求職者のスキルや経験にあわせてある程度柔軟に求人を紹介してもらえますが、特化型の場合、そう上手くはいきません。

💡総合型と特化型の違い

総合型

業界や職種を問わず、幅広く求人を取り扱っている転職エージェント。

転職の選択肢が多い。

特化型

IT系や福祉系など、特定の業界・職種に対して多くの求人を持つ転職エージェント。

その業界・職種に関する知識が豊富。

業界・職種以外にも地域に特化したエージェントもある。

企業のニーズに上手くマッチしない場合、希望条件を下げるなどの調整を行わないと中々紹介してもらえない可能性が高くなります。

ナッツの場合、転職エージェントから紹介される求人は月に2~3件でした。

最初のうちは選考に落ちても新しい求人をすぐに紹介してもらえましたが、利用を始めて2ヶ月を過ぎたあたりから紹介数が減りました。

エージェント側からすれば、早くたくさんの人数を就職させた方がお金になります。

ビジネスなのでそれは仕方がありません。

しかし、初めて利用した時は、転職活動が上手くいっていない中で連絡頻度が落ち、「最初はあんなに親身になってくれたのに」と対応の違いに温度差を感じずにはいられませんでした。

振り返ってみると便利さゆえに依存していたことに気づき、2回目以降の利用では適度に距離を取ることに気を付けました。

2.担当エージェントとの相性が合わない場合がある

担当エージェントは選ぶことができません。

しかし、担当となったエージェントによっては波長が合わない人もいるでしょう。

転職を成功させるためには、活動環境は大切です。

どうしても合わないと感じた場合は、エージェント会社に連絡して交代できないか確認するか、別のエージェント会社を利用するのがいいでしょう。

ナッツの場合、エージェントを交代することはありませんでしたが、2,3回やりとりをして終わったエージェントがいました。

そのエージェントはどこか対応が事務的に感じ、お願いしたいという気持ちになれませんでした。

3.転職活動の自由度が下がる

エージェントとの電話やLINEのやりとりが増えるため、自分のペースで自由に行うことは難しいです。

連絡のタイミングや互いのペースが合わないと、煩わしさを感じてしまう場合もあるでしょう。

こちらのデメリットは、ナッツの場合、あまり感じませんでした。

最初はこれまでのキャリアや希望条件を伝えるために時間がかかりますが、あとは休憩時間や退勤後などに連絡が来ていないかチェックし、対応するだけです。

転職エージェントと転職サイトを併用する場合、多少連絡が増えることは許容しましょう。

4.会社によっては採用ハードルが上がってしまう

企業が転職エージェントに支払う紹介料は、転職サイトの求人掲載料よりも基本的にコストが重くなります。

前提として、選考において、企業は応募者が自社で活躍できるスキルや経験をもっていることを重視しているため、採用率自体に大きな違いはありません。

しかし、決して安くないコストをどう捉えるかによって、面接官の見る目も変わってくるでしょう。

ナッツは仕事で採用とコスト管理も担当しています。

生々しい話ですが、管理者として、費用対効果はどうか、即戦力として活躍してもらえるか、すぐ辞めてしまわないか、そんな考えが自然とよぎります。

会社の規模や考えにもよるでしょうが、会社によっては転職エージェントを介することで採用のハードルが高くなるのではないかと考えています。

転職サイトのメリット・デメリット

次に、転職サイトのメリット・デメリットについて解説します。

メリット2選

1.求人数が多い

求人サイトには実に多種多様な求人が掲載されています。

転職サイトでは、検索して気になった求人に自由に応募することができます。

転職サイトでも、転職エージェントより良い求人が見つかることがあります。

転職エージェントの仕組みを知らず、求人の探し方もよくわかっていなかった頃のナッツは、漠然と転職エージェントの方が良い条件の求人を提案してくれるのではないかと考えていました。

しかし、先述の通り、仕事で採用業務やコスト管理を行なうようになってから、考えが変わりました。

転職サイトにも良い条件の求人は案外転がっているため、手間をかけてでも定期的に転職サイトをチェックするようになりました。

2.自分のペースで転職活動ができる

転職サイトは転職エージェントと違い、キャリアカウンセリングや求人紹介などでエージェントから連絡が来ることがないため、自分のペースで自由に応募書類の作成や応募ができます。

転職サイトは活動ペースもタイミングも全て自分で決められるため、自由で良さそうに見えますが、その分怠けようと思えばいくらでも怠けることができます。

緊張感を持たせる意味でも、ナッツは転職エージェントとの併用が効果的でした。

デメリット3選

1.全て自分で行わなければならない

求人検索や応募書類のブラッシュアップ、面接練習などはもちろん、面接日時の調整、条件面の交渉まで全て一人で行わなければなりません。

転職サイトでは、転職エージェントよりも選考以外のことにエネルギーを割くことが増えます。

初めての転職の時は、上記のようなやることの多さに、正直、ウンザリしました。

転職について知識が浅いうちは、基本的なことから教えてくれる転職エージェントを利用するメリットはたくさんあります。

2.困ったときに相談できる相手がいない

友人や家族が話を聞いてくれることはありますが、何度も相談したり、転職に関する具体的なアドバイスをもらうことはできません。

転職活動で躓いた時、励ましたり、相談に乗ってくれる人がいないため、転職サイトを使った転職活動では孤独や不安を感じやすいです。

ナッツが初めて転職活動をした時は、独学な上、選考に落ちることも多く、心が折れそうになることもしばしばでした。

今思えば、この時転職エージェントを利用していれば心強かったなと思います。

経験が浅い初心者にとって、心が挫けそうになった時に励ましてくれる存在が近くにいてくれることは、何より助かることかもしれません。

3.目当ての求人を見つけるのに苦労する

膨大な量の求人から希望条件を満たした求人を見つけるのはとても大変です。

中でも、目当ての求人を見つけるまでの壁として、「情報の比較」と「サイトの見方・上手い探し方」の2点で悩む方が多いことでしょう。

情報の比較に骨が折れる

転職サイトにはたくさんの求人が載っており、そこには自分の希望条件に当てはまらない求人の方が多いです。

検索である程度絞り込んだとしても、給与や勤務場所、年間休日などを一つ一つ確認して比較するのは時間と労力がかかります。

サイトの見方や上手い探し方がわからない

転職サイトに慣れていないと、条件を絞って検索をかけても、中々ピンとくる求人に出会えないという状況に陥りがちです。

その点でいうと転職エージェントは手間が少なく、求人の提案もスピーディです。

初めての転職活動では求人票の情報量の多さに嫌気が差したものです。

しかし、たくさんの求人票を見ていくうちに自分が欲する情報を見つけるのが早くなりました。

最初は自分が見やすいと感じる転職サイトを中心に慣れていくことがおすすめです。

ナッツ
ナッツ

特にハローワークはトラウマだよ。。


転職エージェントと転職サイトの比較

転職エージェント転職サイト
自由度自分のタイミングでできるエージェントとのやり取りをしなければならない
就活期間
客観的評価×友人・家族にお願いするしかないプロの目で評価してもらえる
キャリア相談×できないできる
求人数多い少ないがエージェントが非公開求人をもっている場合がある
情報×自分で行わなければならない求人情報には載っていない情報がもらえる
企業との折衝×自分で行わなければならないサポートしてもらえる
転職サポート×ない応募書類添削、模擬面接などを行ってもらえる

ナッツの体験談

ナッツは今まで3回転職し、新卒で入社した会社から月額25万円上がりました。

会社内での役職が上がったことも関係していますが、自分を過小評価しすぎず、外の会社に目を向けたことが大きかったように思います。

役職を考慮せず、転職だけで純粋に15万円は月給が増えました。

 また、収入アップにつながったもう一つの要因として、大学の時に取った国家資格が生きてきたのと、社会人になってからも公認心理師などの資格を積極的に取ってきたことが評価されています。

スキルアップや資格取得に取り組むことは、転職市場における自分の市場価値を上げることに繋がることを実感しました。

転職エージェント、転職サイトの上手な活用方法

ここまで転職エージェントと転職サイトのメリット・デメリットとナッツの体験をもとにした所感をお話ししてきました。

上記を踏まえて、併用のコツと注意点をまとめました。

また、転職が初めての人、ある程度経験のある人など、経験別におすすめの併用割合も紹介します。

経験別おすすめ併用割合

転職エージェント中心

  • 転職が初めての人
  • 履歴書や職務経歴書、面接のアドバイスが欲しい人
  • キャリアの棚卸を手伝ってほしい人
  • 自分で求人を探すのが苦手な人
  • 不安なことが多い人

転職が初めての人

何をどうしたらいいかわからない転職初心者は、キャリアカウンセリングや応募書類の添削、面接練習などトータルサポートの強い転職エージェントを活用し、基礎知識をつけながら転職サイトを利用しましょう。

履歴書や職務経歴書、面接のアドバイスが欲しい人

文章や自己PRが苦手な方は、不安なところをしっかりケアして内定獲得に臨むのがおすすめです。

キャリアの棚卸を手伝ってほしい人

自分の目指したい方向が定まっていない方、どんな強みがあるかわからない方は、転職エージェントのアドバイスを受け、自己理解を深めるところから始めましょう。

自分で求人を探すのが苦手な人

転職サイトでどのように検索したらいいかわからない方、極力自分で探したくない方は転職エージェントに頼りましょう。

不安なことが多い人

転職初心者のほかに上記のようなことに自信がなく、誰かに聞きながら進めたい方も転職エージェント中心の利用がおすすめです。


転職サイト中心

  • 困った時に相談に乗ってくれるサポーターとして利用したい人
  • 求人の探し方に慣れている人

困った時に相談に乗ってくれるサポーターとして利用したい人

第三者の客観的な意見を求めたい時だけ力を借りたい方は、転職エージェントに登録しておけばいざという時に相談することができます。

求人の探し方に慣れている人

求人を探すのが苦ではないけれど、希望条件に当てはまる求人を効率的に見つけたい方は転職サイト中心の利用がおすすめです。

併用のコツ・注意点

続いて、併用のコツや注意点について解説します。

併用のコツ

転職エージェントをあてにしすぎない

 転職エージェントに紹介してもらえる求人は質が良いものの、自分で探すよりも圧倒的に数が少ないのが難点です。

短期間で転職をスムーズに成功させるには、並行して自分でも求人を探す必要があります。

転職サイトでもエージェントが紹介する求人と同等、あるいはそれ以上の求人と出会えることがあります。

そのためには、転職サイトで求人を探すことに慣れておくことが重要です。

細かい希望や考えを言語化し、エージェントに伝え切るのは難しいです。

反面、自分で検索することで、フィーリングにあった求人を見つけることができます。

 また、希望条件にあった求人を確保するために、企業からオファーをもらえるスカウト機能を活用するのもおすすめです。

自分の経歴、スキル、経験等を入力しておくことで、オファーがあった際はメールやLINEで通知を受け取ることができます。

転職エージェントと良い関係づくりを心掛ける

当然ながら、エージェントも人間であり感情があります。

仕事とはいえ、横柄で態度の悪い人よりも、謙虚で誠実な人、頑張っている人を応援したくなるものです。

そんな人には自然と献身的なアドバイスや有益な情報が集まりやすくなります。

これはちょっとしたことで、転職活動に直接大きな影響はないかもしれませんが、このちょっとしたことが結果を左右することがあるかもしれません。

下手に出る必要はありませんが、礼儀を守り、感謝を声に出すことで良好な関係を作りやすいでしょう。

 しかし、こちらの接し方に関係なく、レスポンスが遅かったり、対応が雑な信頼のおけないエージェントも中にはいます。

そんなエージェントにあたってしまった場合は、担当や会社の変更も検討しましょう。

最初のカウンセリングで希望条件をできるだけ詳細に伝える

遠慮や自信のなさから希望条件を低く伝えると、エージェントと認識のすれ違いが生じ、結果として転職が遅くなることがあります。

どこかモヤモヤしながら転職活動を進めていくこととなり、エージェントが提示する求人もしっくりこないといったことが起こりえます。

中には迷っていたり、矛盾した条件を抱えているために伝えるかどうかためらってしまう場合もあるでしょうが、その時は思い切ってそのことを正直に伝えましょう。

エージェントと話し合うことで、何を一番にしたいのか優先順位がクリアになったり、クリアにならなくても、エージェントにどのようなことを考えを持っているのか知ってもらうことができます。

言語化がうまくできず、初回で全て伝えることができなくても、転職活動に影響が出そうなことは早めに伝えることで方向性の調整がしやすくなります。


注意点

登録のしすぎ

あまり多くの転職エージェント、転職サイトに登録しすぎると通知を読むだけで時間がかかり、管理が大変です。

またそれだけでなく、会社ごとにかけられる時間も減り、志望度の高い会社が見つかっても集中できず、選考にもれてしまうなんてこともありえます。

同時に利用するのはあわせて2~3つに留めておくのがよいでしょう。

自分の軸をしっかり持っておく

内定が取れた際、「せっかく紹介してもらったから」と転職エージェントに気を遣い、決めることはおすすめできません。

紹介された求人の内定が出た時は、転職エージェントの発言が求職者本位のものか、売上のためのものか分かれる場面であり、冷静に考えて決める必要があります。

ここで決めることが適切か、妥協していないかなど、自分の転職活動の軸をベースに判断しましょう。

転職エージェントと良好な関係を築くことはよいことですが、仲良くなりすぎると適切な判断が影響を及ぼすこともありえるため、適度に距離を取ることも大切です。

その他

仕事のストレスによってメンタルや体調を崩してしまった、職業スキルを学びなおしたい、復職や再就職に向けて精神的な支えが欲しいという方は就労移行支援サービスもおすすめです。

詳しくはこちらをチェック。

まとめ

今回は

  • 転職エージェントと転職サイトどちらを利用したらいいのか
  • 転職エージェントと転職サイトの違い
  • メリット・デメリット
  • 活用のコツ・注意点

について解説しました。

転職は就職先が決まったらゴールではありません。

せっかく就職しても仕事内容や職場環境が合わず、すぐに辞めるようになってしまっては元も子もありません。

どうせ転職するなら、できるだけ長く働けてキャリアアップも望める環境がベストです。

長期的に安定して働くためには、人に勧められたからではなく、後悔のないよう自分で納得のいくまで考えることが大切です。

将来的に転職することになってもスキルアップや経験値につながるよう、転職先は先を見据えて決めましょう。

みなさんが理想の転職を叶えるために、このブログではこれからも様々な情報を発信していきます。

XにDMをいただければ個別にアドバイスもしますので、気軽にご連絡ください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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